2011.04.30 Saturday
ケニアの旅 11日目
こんにちは!
前回の更新から間があいてしまいましたね。。。
■ケニアの旅 11日目 〜2011.4.4「ナイロビ市街を散策」〜
ケニア最終日は、ケニアの首都であるナイロビの街を歩いてお買い物です!
JACCIから自分たちの荷物を全部車に積んで、ナイロビの駅までキマニさんに送ってもらいました。
旅行ガイドブックには、「何度も旅行者が強盗集団に襲われているから、昼間でも歩いてはいけない。」と書いてありますが、
ナイロビの街を知り尽くした早川さんと他のメンバーと一緒に、ナイロビの街をテクテクと歩きました。
でも、いくら早川さんと一緒とはいえ、危険がないとは言えません。
早川さんからの街を歩くときのアドバイスは、
・荷物を持たない(持ったとしても大事そうに見えない袋で、絶対に斜め掛け)
・目的をもってサッサと歩く
・暗くなる前に帰る
だそうです。
私たちも、少しのお金をポケットに入れて、手ぶらでサッサと歩きます!
ナイロビ市街のビューポイントでパシャリ☆
東京と変わらないくらい都会です。
まずビックリしたのは、車が強気なことなんのって!!ここでは「歩行者優先」ではなく、ひかれた人が悪いそうです。
歩行者の横断歩道があるにも関わらず、車は引っ切りなしに走ってきます。ナイロビの人は、その少しの合間に、器用にササッと通り抜けるのです。
早川さんがいなかったら、私たちはいつまで経っても道路を渡る事が出来なかったでしょう。。。
それくらい歩行者を無視した車がビュンビュン走ってるんですよ〜。
サッサと歩き、お土産をお買い物♪
カンガ(ケニアに代表される東アフリカで衣類や風呂敷などとして広く利用される一枚布。)とキコイ(東アフリカの綿織物)と言う布を調達しました!!
その後も雑貨を買ったり、アイスを食べたりして、お昼はエチオピア料理を食べました!
そうこうしている間に時間はアッという間に過ぎ、空港へ行く時間に…
11日前に走った道を走って、ジョモ・ケニヤッタ空港へ到着。
もう帰るのかー…
お世話になったドライバーのキマニさんやJACCIのキョウちゃんたち、そして沢山の事を教えてくれ出会わせてくれた早川さんにお別れの挨拶。
ここからはまた自分たちで日本まで帰ります。
私の飛行機の座席は、他のメンバーとは離れているので、また一人で22時間のフライト。
このフライト中、面白い人に出会ったので、その事はまた次回書きますね!
では、今日はおしまい☆
2011.04.24 Sunday
ケニアの旅 10日目
こんばんは!
今日はうちの親戚一同が集まる、年に一度のイベント「いとこ会」でした!
今年は震災の影響もあり、当初の予定を変更して、近くの公園でエコ・ピクニックになりました。
天気も良く、緑いっぱいの広〜い公園でのんびりしたり、遊んだり、みんな楽しんでいました♪
こんなに沢山いるんですよ〜。
みなさま、お疲れさまでした☆
ではでは、今日は10日目のお話を書きます☆
■ケニアの旅10日目 〜2011.4.3「サイディア・フラハ」〜
ちょっと眠い中、朝早く起きてキリマンジャロを!
宿泊先からこんなに見えるんです。
きれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
みんなで、キリマンジャロにお願いごとをして、朝食を頂き、ロッジを出発!
キリマンジャロを見ると、色が変わっていました。
なんて美しいんでしょう…。あのてっぺんまで登ったら、人生変わるでしょうか?
美しいキリマンジャロを横目に、再びナイロビへと向かいます。
その途中で、日本人の荒川さんという男性が、ケニア人の友人と共に立ち上げたというNGOサイディア・フラハに寄って、荒川さんからお話を聞いたり、子供たちと交流しました。
まずは子供たちが作ってくれたご飯をみんなで頂きます。
とっても美味しかった!チャパティ大好きです♪
食べながらみんなで自己紹介!
こちらの女の子は、私に「こっちこっち!」っと隣に招いてくれた「ヘレン」ちゃん。
こちらの女の子は、先生のお子さん。
とってもおてんば娘ちゃん。笑
自己紹介の時に、子供たちは将来の夢を一人ずつ話したのですが、一番多かったのは「お医者さん」でした。
日本だったら何が一番ですかね?このくらいの時の私の夢は〜、「幼稚園の先生」だった気がします。
その後はサイディア・フラハの施設内を見学。
これは校舎のひとつ。
教室の黒板。
ご飯を作るところ。
女の子たちの寝る場所。
沢山お花が咲いていました!
この後、女の子たちが歌を披露してくれました!
なんてかわいいの!!!!!!
最後は私たちも混ざって歌って踊り、とっても楽しい時間でした♪♪♪
そしてこちらからも、しょうき君からプレゼント!
みんな喜んでいました☆
サイディア・フラハの、の〜んびりとした時間の中で、やさし〜い口調の荒川さんのお話、女の子たちのかわい〜い歌声と踊りに、なんとも癒されたひと時でした。
もっとここにいたかったけど、サイディア・フラハのみんなとお別れし、ナイロビのJACIIへ帰宅!
ついに次回はケニア最終日!!ナイロビ市街を歩きます!
おたのしみに〜☆
2011.04.22 Friday
ケニアの旅 9日目
こんにちは〜☆
■ケニアの旅 9日目 〜2011.4.2「最後のサファリ」〜
この日はこの旅で最後のサファリ! ナイロビからアンボセリ・ナショナルパークへ行きます。
アンボセリに向かう途中で、キリマンジャロが見えましたよ!
アンボセリ・ナショナルパーク入り口に到着〜!
そして早速、ゾウさんがこんにちは。
こんなに近いですー!
こんな近くでゾウの群れに出会えるなんてラッキー。
その後もインパラやバッファローなどと出会い、途中で車から降りて、小さな丘に登りました。
そのてっぺんからはキリマンジャロ!!!!
ちょっと雲に隠れてしまっていますが、キリマンジャロのとてつもない存在感と包容力に言葉が出ません。
みんなでキリマンジャロの風にふかれながら、ただただボーっと。
奥にある池?はキリマンジャロの雪解け水。カバが気持ち良さそうに泳いでました。
ぼーっとしてると、よしこママがこんなモノを発見!
真ん中の雲にご注目。カバ?クジラ?の雲!!!!!ちゃんと歯まである〜!
そしてだんだんと日も暮れ始め、大地の色が変わってきました。
いつのまにか、こんなに暗く… どんだけここにいたんでしょう…?
車に慌てて戻ると、車で待っていたキマニさんは、あきれたご様子。。。キマニさん、ごめんなさい…。
急いで宿泊先に車を走らせるキマニさん。それはもう、ジェットコースターのようでした。
この日の宿泊先は、この旅で唯一の高級ロッジ。とーーーーーーっても広くて豪華!!!
わたし一人でダブルベッドのある一人部屋。なんて贅沢!!蚊帳もしっかりしていて大きい!!なんとアメニティーも揃ってる!!
そしてこのロッジは夜の12時になると電気が止まるので、あたりはまーーーーっ暗!!
部屋を出ると、上には今にも降ってきそうな満天の星空がありました☆
ゾウの群れにも出会い、キリマンジャロも見て、美しい夕焼けも星空も見て、豪華ロッジに泊まって、、、なんて贅沢な一日。
次回はアンボセリからナイロビに帰ります。もう少しでこの旅もおしまい…。
最後まで楽しみますよ!お楽しみに☆
2011.04.19 Tuesday
ケニアの旅 8日目 つづき
こんばんは!
さっそく、今日もいきます。
■ケニアの旅 8日目 〜 2011.4.1「マゴソスクールwithマキマキ」〜
マゴソスクールの子供たちにも、私の作品を身に着けてもらいました。
元気モリモリな子供たちを呼んでくれ、私のアシスタントをしてくれた、ティーチャー・ダン。
なんとも素敵な笑顔です。ティーチャー・ダンのすごく優しい瞳が印象的でした。
そしてティーチャー・ダンと子供たちのもとへ!
この子たちの屈託のない笑顔の背景には、私たちの想像を絶するほどの、辛い過去や環境があると言います。
私が聞いた一人の小さな女の子の話。
一人の母親と子供の女の子は、家もお金もなく、母親が身を売ってなんとか娘と生き延びていたところを、マゴソスクールのリリアンと早川さんにレスキューされたそうです。
その時の事を早川さんは、こう言っていました。「もう人間というよりは、本当に野ザルのような容貌で座っていた」と。
キベラの長屋のわずか3畳程度の1部屋を借りてからも、そこにはその母親を含めアル中の3人の娼婦が暮らし、昼間からアル中の客をとる。そんな部屋のなかで娘は遊んでいるんです。
こんな地獄のような場所があるのかと…
マゴソスクールにいる多くの子供は、その子にしか分かり得ない深いキズを持った子供たち。
でも、ここにいる子供たちはみんな、一生懸命 勉強して、歌って、遊んで、笑って、生きているんですよ。
私たちがこの子供たちからもらったパワーは、計り知れないです。この子たちに出会えた事は、私にとって、生涯の財産。
大きなパワーをもらってしまった私は、このパワーを多くの人に伝えて、繋げていかなくてはいけませんね。
マゴソスクールの先生たちとパシャリ。
次回は9日目!アンボセリで最後のサファリです! お楽しみに!
2011.04.18 Monday
ケニアの旅 8日目
本日2回目の更新です!
前の記事はケニアの旅のお話ではなく、写真家・三井昌志さんが行なったチャリティー講演会について書いていますので、ぜひ読んでくださいね。
ではケニアでのお話へ。
■ケニアの旅 8日目 〜2011.4.1「キベラ スラム」〜
この日に行ったのは、この旅で一番行きたかった、ナイロビにある東アフリカ最大のスラム、キベラ地区です。
そのなかにあるマゴソスクールを訪問します。
キベラの面積は2.5km²、マンハッタン セントラルパークの75%くらいの大きさです。
「沈まぬ太陽」や「ナイロビの蜂」にも出てきた所です。
滞在先のJACIIから歩いてキベラの入り口へ。
ここからは、マゴソスクールの先生が私たちを案内してくれ、私たちの前後に3人の護衛が付きながら、キベラの中を歩いて行きます。
安全のためカメラ撮影も禁止ですが、ひらけた場所があり、ここでは撮影オッケー。
どこまでも続くトタン屋根。
下にはゴミの山。
線路が一本通っていて、一日数本走っているそうです。
この通りには、食べ物などのお店が並んでいます。
こちらは、タイヤでサンダルを作って売っています。
またカメラをしまい、どんどん中へと入っていきます。キベラの入り口から奥に行けば行くほど、環境が悪くなっていました。
道はどんどん狭くなり、道の横にある溝からはゴミが溢れて異臭を放っています。
家も密集度が高くなり、ゴミを避けながらそんな道を歩くのは一苦労でした。
しばらく歩いていくと、聞いた事のある歌声が聞こえてきて、あ!この歌!っと思ったとたんに、急に涙が溢れて止まらなくなってしまいました。
マゴソスクールの子供たちの歌声でした。みんなが私たちの為に歌を練習していたんです。
練習中の子供たちの横を歩いて、マゴソスクールの教室に招待されました。
教室についてからも外から聞こえる歌声に、涙が止まらず自分でもびっくり…。
ここでマゴソスクールの説明をしておきます。この映像を見て頂くのが一番わかるかと思いますので、こちらをご覧下さい。
このリリアンと早川千晶さんが協力して運営をしているんですね。
高まる気持ちを抑え、私たちも子供たちの歌のおかえしにスワヒリ語の歌を教室で練習!
お互いの練習も終わり、子供たちのいる中庭に呼ばれ、私たちの自己紹介を一人一人しました。
そして、しょうき君は、中学校のみんなから援助物資を集めた事をみんなに話して、鉛筆やタオルなどを、贈呈!!
みんな嬉しそうです。
そして、子供たちの出し物がはじまり!!
まずは全員でお祈りをし、日本の震災への歌を歌ってくれました。もう私たちみんな、不思議なほど涙が溢れて止まりません。
このブログは動画投稿がシステム故障で、残念ながらこの時の動画が載せられないようなので、You Tubeにある同じ歌の動画を載せますね。
次はアフリカという曲を歌ってくれました。これもYou Tubeから。
どうしてこんなにも涙が溢れてくるのか…
今、日本に帰って来て考えようとしても、あの時の歌を思い出すだけで涙が出てきて、どうにも説明がつかないんです。
あの子たちの持つ、巨大で不思議なパワーとしか言えません。
この後も続けて歌を披露してくれました。
子供たちの出し物が終わり、私たちの出番!
残念ながら写真はありませんが、みんな喜んでくれていました!
そしてお昼ご飯の時間に。
子供たちのごはん。
子供たちは給食をもらう為にみんな一列に並んでいます。
手で食べます。
私たちも、私たちの為に用意してくれたご飯を頂きました。おいしかった!
お昼ご飯をを食べた後、私はマサイに引き続き、マゴソスクールの子供たちにも私の作品を身に着けてもらいました!!
その写真は明日、ご紹介しますので、楽しみにしていてください!!!!!
では、今日はおやすみなさい☆
2011.04.18 Monday
三井昌志さん チャリティー講演会
こんばんは〜
今日はまず、これまでのケニアの旅ではなく違うお話をします。
チャリティー講演会の内容は、
昨日、私は写真家の三井昌志さんが行なったチャリティー講演会に参加して来ました。
チャリティー講演会の内容は、
参加費(1人2500円)全額を日本赤十字社を通じて東日本大震災で被災した方々に送られ、三井さんが10年にわたる旅で経験した数々のエピソードの中から選りすぐったものを、写真のスライドショーをまじえながらお話しするというもの。
被災者の方々を励ますと同時に、講演会に参加者した人にも元気になってもらおう。そんな気持ちで開催を決めたそうです。
講演会では、三井さんの撮ってきたアジアの人々や日本の人々の生命力溢れる写真をたくさん見せて頂きました。
人々の写真を見ていて思いましたけど、人の笑顔や一生懸命な姿は本当に美しいですね。
そしてその人から放たれるパワーは、また人から人へと繋がって行くもの。
三井さんの写真は、そんな事を感じさせてくれます。
三井さんホームページでたくさん写真が見れますので、是非みなさんもご覧になってください。三井さんホームページ→http://www.tabisora.com/
講演会のお話の中で、アジアのある村でのこんなお話がありました。
「この村は電気も水道もない。ただ、最近トイレが出来た。竹で囲って作られたトイレの小屋の下には、豚が通れるほどのスペースが設けられていました。
村の人が、「トイレに行く時は豚が来るからこれを持って行ってこれで突つけ」と言って槍のような物を渡されたんです。
いざトイレに入ると、小屋の下に豚がやってきて、人間の排泄物が落ちて来るのを待っているんです。槍でその豚を追い払うんですね。
そしてなんと豚は、落ちてくる人間の排泄物を食べてしまうんです。」
ひぇーーーーー。豚が今か今かと真下でブヒブヒしている中じゃ、出る物も出なくなっちゃいますよ。。。(でも人間そういうわけにはいかないので、出したそうです。)
三井さんのお話でもありましたが、世界にはいろいろな生活がありますよね。
普段電気をバンバン使っている日本は、計画停電がたった3時間でも行なわれると大変になってしまうけど、電気がない所で生活している人だっています。
私が行ったケニアも、ナイロビでは停電は当たり前だし、マサイ村には電気はない。
今回、日本で起こっている震災による様々なことも、「こういう生活をしている人がいる」ということを知っているだけで、私たちの考え方が変わったり、気持ちがフッと軽くなったりしますよね。
今回のチャリティー講演会に参加して、震災の事や、これから自分のやって行くべき事を改めて考える良い機会になったと思います。
三井さん、ありがとうございました。
では、次回の更新はケニアの旅の続きを書きますね!お楽しみに☆
2011.04.16 Saturday
ケニアの旅 7日目
こんばんは〜!
CITES{ワシントン条約}とは、絶滅の危機に瀕する野生動植物の国際商取引に関わる条約です。日本や多くの先進国や南米・アフリカ諸国などの166カ国が参加しています。
今日は夏のような暑さでしたが、みなさんいかがお過ごしでしたか?
私は暑さのあまり、久しぶりにアイスを食べました。おいしかった〜♪
さて、今日もいきます。
■ケニアの旅 7日目 〜2011.3.31「再びナイロビへ」〜
マサイマラでの生活もこれでおしまい。。。毎朝、食べていた美味しいパンとチャイともサヨナラ。。。
こんなふうに、毎朝、ジャクソンさんが作ってくれた木にパンを挟んでたき火で焼いて食べてたんです。
アッという間に焼けるし、大自然の中で食べるパンは美味しいのなんのって…。
朝ご飯を食べて、荷物を片付けて、ジャクソンさんやママたちに挨拶をして車へ。
うーーーーーーー、もっといたかったーーーーーーーーーー!!!!!!!
マサイのみなさん、本当に素敵な時間をありがとう!!
キマニさんの運転でナイロビに向けて出発!
また、ナイロビから来た道をひたすら走って走って、どんどん街に近づいてきた所、ハプニング発生。
ナイロビに帰るために通らなくてはいけない道で、暴動が起きていたんです。
道路にはすごい人と車で、通ることが出来ないため、すぐ近くのガソリンスタンドに車を止め、奥のレストランのような所で様子をみることになりました。
これは何の暴動なのか?と早川さんが近くの人に聞いたところ、
前に、ここの土地は雨が降り鉄砲水が襲って来て、住民が流されてしまった。
その対策で政府から住民にお金が支給される事になった。
しかし、その政府から出たお金は、住民にわたる前に、上の人による横流し横流しで、住民には少しのお金しか渡されなかった。
そんな中、昨日の雨でまた人が流されてしまった。だからこうやって暴動になったんだ。
なるほど。。。
まさかこんな暴動に出くわすなんて。
暴動の起きている中、お昼を食べて1時間以上いたかな?でも、暴動は治まらず、火があがったり、人と車はどんどん増え、エスカレートしています。
そんな中、運転手のキマニさんが、「今から出発しよう!」と。
みんな「えーーーーーーー?!本気?!」 キマニさんはどうやら本気のようで、みんな車に乗り出発。
しかし通りたい道は通れる雰囲気ではありません。
でも、キマニさんは、「このままここにいたら、ナイロビに帰れず、今日はここに泊まる事になってしまう。」
それは困る!っと、方向転換し、なんと、すぐ近くにある川を渡ることに!
牛も渡ってますけどー!
浅い川でよかった…
こんな時、裏道を案内してくれる人がいて、その人も私たちの車に飛び乗り、道案内。
そのおかげで、暴動の起きている場所のすぐ向こうまで抜ける事が出来ました!!すごい!!
案内人にチップを払い、その後順調にナイロビまで帰宅〜!
キマニさんのあの時の判断は素晴らしかった。感謝!!
再び、スワヒリ語学校のJACIIに帰宅し、夕飯。この日の夕食ゲストは神戸俊平先生!!
神戸先生は獣医師・NGOとして、マサイ族の家畜の診療、野生動物保護・象牙国際取引反対運動・ODA開発事業による環境影響の問題提起・スラムとエイズ貧困問題などに取り組んでいるそうです。とってもお茶目で面白い方でした。
神戸先生からのお話の中で、私たちジュエリーを作る人間としては、知っていなければいけないお話がありました。
ジュエリーの素材としても使用される「象牙」のお話です。
CITES{ワシントン条約}とは、絶滅の危機に瀕する野生動植物の国際商取引に関わる条約です。日本や多くの先進国や南米・アフリカ諸国などの166カ国が参加しています。
ケニヤの象やその他の絶滅の危機に瀕するアフリカの野生動物の保護と、この条約は深く関わっています。
一方、日本は象牙などの大消費国でした。このことがアフリカの象の生存に深く関わっていたのです。
これらの国で象牙が高価で売れるために、東アフリカでも密猟が盛んに行われ激減しました。しかし、外務省・通産省・環境省からなる日本政府の代表は常に「持続可能な自然資源の利用」を主張し続け、象牙(部分輸入)をはじめ、タイマイ、ふかひれ、南洋材木など多くの自然資源を輸入しています。
輸入された利益が保護に還元されるというのがこの主張です。危機に瀕する生物をCITESの付属書にリストアップするという提案に対して「適切なデータがない」と、日本政府はことごとく反対しています。
アジアの日本人は基本的に生き物の殺傷を好まない国民のはずですが!! 資源の浪費大国日本は世界で恥ずかしい存在であることもあまり知られていません。
象牙を買わなければ、売れずに価値が下がり、象の密猟が減り、象牙の密輸が減ります。また、浪費を改めれば、多くの野生生物が守られるのです。人類の思い上がりにより、野生動物たちは絶滅の苦しみにうめいているのです。
アフリカの遺産、いや世界遺産でもある野生生物の存続を願うばかりです。(アフリカと神戸俊平友の会ホームページより)
「象牙を買わない事が、密猟を減らし野生動物を守る事に繋がる。」
獣医さんとジュエリー、全く関係のないように思えるけど、世の中はすべて繋がっているんですね。
神戸先生にお会い出来てよかった。貴重なお時間をありがとうございました!
さて、次回はついに、ナイロビのスラム街へ行ってきます。
おたのしみに☆
2011.04.15 Friday
ケニアの旅 6日目
こんばんは〜!
今日は更新が遅くなってしまいましたが、6日目のお話です!
■ケニアの旅 6日目 〜2011.3.30「マサイマラをサファリ!」〜
朝6時にマサイ村を出発して、マサイマラ国立保護区に6時半ごろ到着!ゲームサファリの始まりです!
美しい朝焼け。
ちょうど、ゾウさんが一頭、お散歩中。わかります?
動物さん出ておいで〜っと走っていると、前をシマウマさんが「おはよう」とやってきました。
そしてどんどん通っていく!
ながーい列をつくって朝日に向かって通り過ぎて行きました。
次に会ったのは
そうです。ライオンです。
向こうにいるイボイノシシを捕ろうと狙っているところでしたが、このハンティングは失敗に終わってしまいました。
地平線に立つバッファローの群れ。
ハイエナ。
黒いのは、ハイエナの赤ちゃん。すごく可愛かった!
そしてこっちはゾウの親子。
赤ちゃんゾウもいっちょまえに長い鼻を使っていましたよ。
この広大なアフリカの大地に生きる動物たち。
なんでしょうね?この気持ちは。
この広大で美しい大地と、そこに生きる動物の力強さは、私たち全てを包み込んでくれているようでした。
動物さんとも沢山会えて、遅めのお昼ご飯タイム!
お昼は、マラ・セレナ・サファリ・ロッジでバイキング。大自然のなかに、こんな宿泊施設があるんですよ。
なんて贅沢な場所…。良いんだか悪いんだか。。。
私たちはここではお昼だけ食べて、また出発〜!
しばらく走ると、こんな所に到着。
ケニアとタンザニアの国境です。石の右がケニア、左がタンザニア。
それにしても、ほんとーーーーーに気持ちがいい!!
どこ見ても大地と空しか見えない。鳥の鳴き声と風の音しか聞こえない。
気持ちよ過ぎてみんなでジャ〜ンプ!
サファリをしつつ、暗くならないうちにマサイ村へ帰宅。暗くなると危険ですからね。
村に着くと、子供たちが放牧のお手伝いをしていました。
小さい子も乳搾り。
マサイ村での生活も、今夜寝たらおしまい。
こんなにも自然と共存しているマサイの方と、少しだけど同じ時間を過ごすことが出来ました。とっても貴重な時間だった!
私たちを受け入れてくれたジャクソンさんや、ママたちに感謝です。
テントの中でそんな事を思いつつ、マサイ村での最後の眠りにつきました。
次回は、マサイマラからナイロビに帰ってきます! おたのしみ!!
2011.04.14 Thursday
ケニアの旅 5日目 つづき
こんばんは!
今日もケニアの旅5日目のつづきです!
■ケニアの旅 5日目 〜2011.3.29「マサイwithマキマキ」〜
私はこの旅に、作品を持って行きました。スーツケースの1/4は作品で埋まるぐらいの量を。
荷物になるから沢山持って行くか迷ったけど、面倒くさがらず沢山持って行って良かった!
マサイの方たちは、恥ずかしがりながらも、楽しんで撮影に応じてくれたように思います。
右の女性はジャクソンさんの第一夫人。かわいい!!
ママたち似合い過ぎです。かっこ良過ぎです。
ジャクソンさんやレンジャーさんにも着けてもらいました!
興味津々です。
もうみなさん、素敵過ぎ〜!!!!!! かっこよすぎ〜!!!!!!!
この作品たちのおかげで、マサイの方たちとの距離がグンと近くなりました。
やっぱり、作品が 私と世界を繋げてくれる。
自分で作った作品だけど、作品に感謝せずにはいれませんでした。
話はかわって、夕飯の前に、みんなで火起こし体験!
まずはマサイの方がお手本。
一瞬で火種ができる。
火種を落として。
フー!フー!
アッという間につきました!お見事っ!!
私もやってみる…
全然ダメでした〜!笑
次は弓矢体験!!
まずはジャクソンさんがお手本。
かっこよすぎるーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
すごい勢いで矢が飛んで行きました。
私も!
結果、笑っちゃうほど元気のない矢でした。笑
これでこの日のプログラムは終了。
この日はモリモリのプログラムでしたね!楽しかった!
次回はマサイマラ国立保護区でサファリです。
おたのしみに〜☆
2011.04.13 Wednesday
ケニアの旅 5日目
こんばんは〜!
今日はぽかぽか陽気でとっても気持ちの良い日でしたね!
天気がいいと気持ちも晴れやか♪
では、今日もいきます!
■ケニアの旅 5日目 〜2011.3.29「マサイプログラム」〜
この日は、朝からジャクソンさんと村の周りをウォーキング!
こんな道なき道を歩きます。
まさに地球を歩いてる感覚でした。
歩いていると、すぐそこにキリンがいたり、、、けっこうスリルがあります。
歩いている途中途中でジャクソンさんが色々と教えてくれました。
これは蟻塚。大きいです!
これはゾウが倒した木。あちこちにあります。
これは香りのする花(?)で、これを身体にこすって匂いをつけるそうです。身だしなみですね!
こちらは紙ヤスリのようにザラザラした葉っぱ。
ピントあってなくてすみません。。。
本当にヤスリのように木を削ったりするんですよ!
ジャクソンさんが何やら幹を加工しています。
この何気ない姿がかっこいい!笑
何を作っているかというと
またしてもピントあってなくてゴメンナサイ。。。
これ、歯ブラシです!先端を噛んでブラシのようにして歯を磨きます。
写真はありませんが、他にも、お尻を拭く布のような葉っぱがありました。
しばらくこんな感じで歩くと、学校に到着!
ジャクソンさんたちが、「これからの時代、マサイも教育が必要」と5年前に建てたそうです。
教室の中。みんな真剣に勉強してます!
学校にあったシーソー。
楽しかった〜♪
木の割れ目に板を置いただけのこのシーソー、子供たちが勝手に考えて作ったそうです。子供ってすごい。
学校をさよならし、また少し歩き、ついにヤギのもとへ!!!
そうです。今日はヤギの解体を見て、そのヤギを頂くのです。
最初はこわかったけど、全部見てきました。写真も撮ってきました。見ますか?
ここから先、苦手な方はスルーして下さいね。
では、いきます。
まず、ジャクソンさんたちが、この中から今回頂くヤギを捕まえます。
もうどのヤギにするか決めています。
確保!!!!!可哀想だけど、このヤギさんを頂きます。
二人掛かりで押さえ、窒息死させる。
この時が一番こわかった…。
殺菌効果のある葉の上に移動し、ノドあたりを切る。
血を採ります。
どんどん皮を削ぎ取っていきます。
マサイの方は、すごーーーくキレイに無駄なく作業を進めていきます。
皮を剥いだら、あばらを取る。
中に収まっていた胃袋や腸などが出てきます。
パンパンに詰まった胃袋からは草が大量に出てきました。草しか入ってなかった。
ジャクソンさんに、出て来た腎臓を「食べるか?」っと差し出されたけど、無理でしたー!
けっきょくマサイの方たちがそのままペロッと食べました。
その後、手際よくどんどんヤギは解体され、肉を木に刺して焼きます。
ジャクソンさんが食べやすく切ってくれる。
かっこいい!笑
こちらが、あのヤギさんのレバー。
美味しく頂きました!
すっごい臭うのかと思ったら、ぜーーーんぜん臭くなかったです。広大な自然の中で、美味しい草しか食べてないからですかね?
お腹いっぱい頂き、次はマサイのママたちからプレゼントが!
ママたちが歓迎の歌を歌ってくれました〜♪
マサイ独特の歌声。とても心地よく印象的で、この時の音が今でも私の耳に焼きついています。
このあと、ママたちが作ったビーズアクセサリーのバザーが始まります!
それぞれ一生懸命作ったアクセサリー。
どれもこれも色使いが最高!迷いに迷い、何点かお買い上げしてきました〜♪
そしてこの後、私の作品をママたちに着けてもらい、撮影会をしましたよ!
今日はもう書き疲れてきたので、、、その模様はまた明日☆
お楽しみに〜〜〜〜〜♪